2024-06

クリシュナムルティ

不知の状態が英知(インテリジェンス)

クリシュナムルティ「思考は常に知識の中で働いているのではないでしょうか?もし知識がなかったら、思考はないでしょう。思考は常に既知のものの領域で働いています。機械的なものであれ、言葉にされないものであれ、それは常に過去の経験、過去の記憶、快楽...
マドモアゼル・愛

みんな「加算」を考えている。

マドモアゼル・愛「宗教も教えてくれなかった。哲学者も教えてくれなかった。もっとたやすい言葉で本当の真実を教えてくれなかったのか。「0」 にしかエネルギーがない。みんな「加算」を考えている。「あれが欲しい」「これが欲しい」得たものによってエネ...
クリシュナムルティ

放っておくということ

クリシュナムルティ「ニルバーナであれ天国、モクシャであれ、それに至ること、悟りに至ることを目ざす人は未熟なのです。さて、そのような人をどう扱いますか?ヴェンカテサーナンダ「物語を聞かせます」クリシュナムルティ「いや、なぜ物語を聞かせるべきな...
クリシュナムルティ

世界的な巨大通信網

イースト・アンド・ウェスト誌(以下EWJ)「しかし歴史上例のない世界的な巨大通信網を持ったいま、意識の変容が起こるだろうと思いませんか?」クリシュナムルティ「通信(コミュニケーション)によってですか? 本当にそう考えているのですか?」EWJ...
クリシュナムルティ

結果の意味

質問者「しかし、どうやって?」クリシュナムルティ「指摘させていただくなら、問題は「どうやって」ではないのですよ。「どうやって」という方法は結果を生み出すだけで、結果には、たいした意味はありません。結果が得られたあと、またほかの望ましい結果に...
クリシュナムルティ

「逆らう」のまわりに築き上げられた文化

クリシュナムルティ「精進という言葉の意味がよくわかりませんが、身体的精進のことだと?」ニードルマン「それが精進という言葉の普通の意味です。または、欲望を抑えることです。」クリシュナムルティ「それが私たちの実情です!私たちの条件づけ、私たちの...
クリシュナムルティ

生は結合(ユニティ)

ストコフスキー「別の質問をしていいですか? あなたが言うように、もし解放と幸福が個々人の生の目的なら、すべての生の集合的な最終目標は何なのですか? あるいは、言い換えれば、あなたがおっしゃる真理は、なぜわれわれがこの地上におり、いかなる目標...
クリシュナムルティ

直感は最高度の英知

ストコフスキー「ええ。しかししばしば英知の持主と直感的人間との間には、大きなへだたりがあります。」クリシュナムルティ「ええ、なぜなら再び、それは非常に異なった尺度に立っているからです。直感は、最高度の英知なのです。」“私は何も信じない|クリ...
クリシュナムルティ

みんな奇妙な傲慢さをもっている

子供「なぜ豊かな人は誇りを持っているのでしょう。」クリシュナムルティ「なぜ豊かな人は誇りを持っているのか、と男の子が尋ねます。豊かな人は誇りを持っている、と君は本当に気づいていますか。そしてまた、貧しい人も誇りを持っていませんか。私たちはみ...
クリシュナムルティ

心理的変容

「心理的変容は、蓄積過程がやんだときにはじめて起こるのです。」(ジッドゥ・クリシュナムルティ)カルロ・シュアレスとの対話 私は何も信じない|クリシュナムルティ 蓄積過程とは、文字通り知識(記憶)を一生懸命蓄積している状態のことだと思う。社会...