映画「リベリオン」について

映画

 第三次世界大戦後に出現した全体主義体制の都市国家・リブリア。そこは、党首ファーザー率いるテトラグラマトン党が独裁政党として君臨し、二度と戦争が起らないように感情を持つことを禁じられた社会だった。
 リブリアでは音楽や文学書籍、絵画や映像など、心を揺り動かす「感情的なコンテンツ」は全て「EC-10」として禁止され、人々は「イクイリブリウム」という政府機関が生産・配給する感情抑制薬であるプロジアムの服用を義務付けられていた。党の方針に逆らい、薬の服用を拒んで「EC-10」を所有している人間は「感情違反者」として、「ガン=カタ」と呼ばれる戦闘術を極めた特殊捜査官「グラマトン・クラリック」が摘発・処刑していた。
 中でも有数の実力者である、第1級クラリックのジョン・プレストン(クリスチャン・ベール)は、妻が感情違反で処刑された後、息子のロビー、娘のリサと3人で暮らしているが、ロビーはクラリック候補生であり、プレストンにとっては自宅さえも監視しあう空間だった。
 プレストンは、同僚のパートリッジが、「違反者」だったことを知り、彼を射殺するが、その一件から彼の心は揺らぎ始める。そんな中、カプセルを誤って割ってしまった彼は、プロジアムを服用しないまま、新たな同僚ブラントとともに仕事に出ることになった。彼は、そこで逮捕された「違反者」の女性であるメアリー・オブライエンの尋問中、逆に動揺させられてしまう。彼女の姿にプレストンは、かつて感情に関する罪で処刑された妻を思い出し始めた。そして鎮圧に出動した廃墟で、反乱者によって収集されていた品々や音楽に触れ、さらに朝焼けの摩天楼を見たことから感情を呼び覚ましてしまった彼は、プロジアムの服用を積極的に止め、社会に対する疑念を深めていく。
 やがて郊外の廃墟で摘発中に「EC-10」となりうる仔犬の処刑を阻み、理由を付けて保護した彼だったが、後に犬を密かに逃がそうとしたところ巡回していた警官に犬を発見され射殺されそうになったため、その警官たちを殺害してしまう。その上、メアリーが処刑されたことに対して激しく感情を動かされたプレストンは、政府から疑われる事態に陥った。予め仕込んでいた計略を使いブラントに罪を着せて何とか難を逃れたプレストンは、政府の教えよりも父を選んだロビーにも助けられ、メアリーの処刑前にコンタクトを取っていたユルゲン率いる地下組織と共謀し、ファーザーを倒すため、ユルゲンたちを囮とする作戦に乗る。ユルゲンたちはプレストンに捕まったという形で、当局に身柄を拘束され、プレストンはその功績によりファーザーに特別に謁見を許されることになった。
 しかし、検査という名目で連れて行かれた部屋で彼は驚くべき事実を知らされることになる。ファーザーは実際には何年も前に死んでおり、既にモニター上の存在でしかなかった。プレストンはファーザーに代わる影の最高権力者、テトラグラマトン党の第3評議会副総裁デュポンとブラントによって、謀られていたのだった。一時は衝撃を受け動揺するも、逆に強い怒りで動揺を抑え込み反撃に出たプレストンは待ち構えていた警備兵を全て撃ち倒し、デュポンとブラントがいる謁見の間に辿り着くが、そこではさらにデュポンの親衛隊が待ち伏せていた。
 プレストンはガン=カタ使いの本領を発揮し、親衛隊と同じくガン=カタ使いのブラントを倒す。そしてデュポンと一対一で対峙しガン=カタによる激しい攻防戦の末、デュポンを無力化する。デュポンは相手の感情に訴えようと自分を殺す意味を問うが、理不尽に死んだメアリーの顔が浮かんだプレストンは「対価は喜んで支払う(字幕では「死んで償え」)」とデュポンにとどめを刺す。そして打ち合わせどおりに反乱者と民衆が蜂起し、平穏(イクイリブリウム)は失われるものの、社会が変わろうとしている光景を見て、プレストンは薄く微笑むのだった。
 原題の Equilibrium は「均衡・落ち着き」、邦題の Rebellion (リベリオン)は「反逆・謀反」を意味し、それぞれ正反対の視点から映画内容を表現している。なお製作時の仮題は Librium であったが、同じ名称の抗不安薬を製造している製薬会社からクレームがついたため、今のタイトルに変更された。

“ウィキペディア|リベリオン„

もう、昔の映画になるが、大好きな映画の一つだ。

ガン=カタ
数千年に渡るガンファイトの研究は、遂に射程・軌道の予測可能な要素の抽出に成功
敵対者が幾何学的な配置であるならば、その動きは統計データから予見できる
ガン=カタでは銃を総合的に活用する
最大限の殺傷効果を生む位置を維持し、最も効果的な射撃を可能にしつつ、
敵の銃撃は、データから位置と弾道を予測し、回避することができるのだ
ガン=カタを習得すれば、攻撃能力は少なくとも120%、防御面では63%向上する
ガン=カタを極めた者は、敵対者にとって脅威の存在となるのだ

この「ガン=カタ」が、この映画の最大の魅力ともいえる。

このリベリオンの世界観と何ら矛盾がないのだ。

弾道を予測して回避するなど、感情がなく冷静な状態でないとできない芸当でもある。

感情をもつことを禁止している都市国家リブリアで発展してきた技術としてとても自然なのだ。

この「ガン=カタ」アクション。

「ありえない!!」と思えるようなことなのに、惹かれるのです。

とてもリズミカルに圧倒的に敵を制圧していく。

映画よりも、この「ガン=カタ」だけが有名になっているような気もする。

ただ、この映画の魅力は、もちろん「ガン=カタ」だけではない。

ディストピアといえば、ジョージ・オーウェルの小説「1984年」。

設定は非常に似ている。

ディストピアといえば、必然的にこんな感じになるのでしょうが、それでも「リベリオン」の世界観とストーリーは意味深なものを感じる。

・「薬を拒否」=処分
・二度と戦争が起らないように感情を持つことを禁じられた社会
・ファーザーは実際には何年も前に死んでおり、既にモニター上の存在でしかなかった。

これって・・・すごく身近なことだと思うのですが、どうでしょうか。

「薬を拒否」=処分のところは、言及するまでもないと思います。

二度と戦争が起らないように感情を持つことを禁じられた社会については、戦後の日本が似たような状態にあるということと、感情が戦争を起こすという点だ。

確かに、感情は争いを招きやすい。

しかし、「感情」=「戦争」というのは、違うと思っている。

戦争というものは感情云々関係ないところでも必然的に起こることがある。

それに関しては、ユリウス・カエサルのところでも述べているので、ここでは割愛します。

ただ、「感情」については一つだけここで述べたい。

数学者の岡清さんは、よく「情緒」について述べられていた。

日本人は特に情緒の民族であると。

夏の暑さで例えると、感情では「暑い!!」となる。

でも、情緒だと、「夏を味わう」「夏を感じる」となる。

私個人的には、感情はとくに必要なものとは考えていないのだが、情緒は大切であると考えている。

ただ、この映画「リベリオン」では、「感情」と「情緒」がごちゃ混ぜになっているように思う。

それと、実際の指導者は既に死んでいるという点。

これは、「1984年」でもそうであったと思う。

その象徴として存在すれば良いという大衆心理なのか、何千何万年も繰り返してきた統治上の必然性なのか。

そもそも、この「リベリオン」で、これを描く必要はあったのだろうか?

ラスボスを倒して終わりだと単調なので、深みをつけるためにそのように設定したのだろうか。

はたまた、ただ単に「1984年」に対するオマージュだったのか。

そして、個人的な注目ポイントとしては、

ラストで精神検査を受けさされるプレストン。

その感情値が「0」になった瞬間、驚いた検査員は時すでに遅く、無敵と化したプレストンに制圧されていく。

以前、ブログで紹介した、「0」にエネルギーがあるというやつです。

鬼滅の刃で述べた「凪」の状態でもある。

その後、ラスボスまで一直線に「偽り」を打ち破っていくのです。

吹っ切れた状態の強さを表現したかっただけなのかもしれないが、ここに私はメッセージ性を感じますし、一番の見せ場のようにも感じている。

何はともあれ、「リベリオン」は必見です!!

・・・というくらいおすすめします。

残念ながら、古い作品であるため、DVDやブルーレイは中古しか出回っていない。

でも、Prime Video(有料)で観ることもできますので、興味のある方は是非!












(・ω・) ということで、今回のおすすめ商品は、
ドゥルルルルルルルルルルルルルルルーー
(・ω・)ノこちら!

「曙産業 調理器具 セット 日本製 フルーツを食べるために必要な10種類のツールがひとつに シトラスカッター マッシャー アボカドスクープ ピック アップルカッター メッシュカッター グレーター スクイーザー ボウル Fruits Plant (フルーツプラント) CH-2009」

曙産業さんです。

このデザインだけでも、欧米で通用しそうです。

アップル製品が好きな人も、「わぁ!!アップル!!」とついつい手にとってしまうのではないでしょうか。

もう、殆どのことができそうです。

リンゴ。

グレープフルーツ絞り。

その他、いろいろできる。

細かなパーツ一つ一つにも全て用途がある。

これは、いいんじゃないですか。

これさえあれば、フルーツ関係を全てに対応できる。

本当に、驚きの企業です。

おすすめですよ。

それでは、また
(・ω・)ノ

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