賽は投げられた  alea iacta est

PeggychoucairによるPixabayからの画像 ユリウス・カエサル

背景: カエサルがガリアで輝かしい戦功を上げると(『ガリア戦記』を参照)、元老院を牛耳る 門閥派オプティマテス (閥族派、元老院派とも) と呼ばれる寡頭政主義者たちは、対立する 民衆派ポプラレスの領袖であるカエサルが名声を高めていることを非常に警戒し、軍隊を持つカエサルが首都ローマに不在のまま翌年の執政官に立候補しようとすることを阻み、カエサルが立候補したいならガリア総督を辞し軍隊を解散して首都に来るように通告した。カエサルが部隊を連れずに首都に来ようとすれば、元老院派によって捕らわれてしまうことは明白だった。当時、ガリアとイタリア本土の境に定められていた小川であるルビコン川を軍隊を連れたまま越えることは国法により禁じられていたが、カエサルはあえて部隊をルビコン川のたもとに進めた。

スエトニウスの記述
スエトニウスの「カエサル伝」32節の記述によれば、カエサルがルビコン川を渡ってイタリア本土に侵攻するべきか迷っていると、不思議な男が現われてアシの笛を吹き、集まって来たカエサルの兵士たちの一人ががラッパで応じると、男はラッパを兵士から取り上げてルビコン川の岸辺でラッパを吹き鳴らしながら、川の対岸へ渡って行ったという (この不思議なエピソードは他の史家は伝えていない)。

スエトニウスは、次のように続けている。ラテン語(原文)
「Tunc Caesar : ‘eātur,’ inquit, ‘quō deōrum ostenta et inimīcōrum inīquitās vocat. Iacta ālea est,’ inquit.」
和訳
「そのとき、カエサルは、「進もう」と言い、「神々の前兆と政敵たちの敵意が呼び寄せるところへ。 サイコロは投げられたのだ」と言った。」

“賽は投げられた alea iacta est|Wikibooks„

様々な訳者がこのエピソードについて述べている。

実際のところ、何を語ったのかは定かではないが、「賽は投げられた」という部分は同じである。

スエトニウス記述の笛吹男の部分は非常に興味を惹かれる。

これが本当なら、とんでもないことではないだろうか。

・・・禁断のルビコン川越えを促したのですから。

この記述が正しければではあるが。

ガリアで華々しい戦果を挙げた、泣く子も黙るようなカエサル軍の前で、おかしな人が紛れ込んできてこのようなことをしたということは考えにくい。兵士からラッパまで奪っているのですから。

カエサル自身がその男を知っていたかどうかは分からない。

もしかしたら、カエサルの間者だったのかもしれないが、

私自身は、カエサルを動かす存在、その存在が遣わした指示役なのではないかと思う。

「賽は投げられた」

どういう意味で言ったのだろうか。

もしかしたら、「ゴーサインは出た」という意味なのかもしれない。

そうすると、「指示が出た。あとは演じるだけ」という意味にもとれる。

なぜ、このような穿った解釈をするかというと、

契約に基づいた戦争(戦(いくさ))、つまり茶番の戦争が実際に行われてきた歴史があるからだ。

テリー・ギリアム監督の映画「バロン」にもドイツとトルコとの契約に基づく戦いが描かれている。

昔この映画を見た時は、脚色として楽しんでいた。

つまり、まぁ、そんなこともあったかもしれないけれど、面白おかしく描いているのだろうと。

でも、どうやら違うようなのだ。

もちろん、実際のところは分からない。

史実通りかもしれないし、そうではないかもしれない。

過去なんて曖昧なものである。

ただ、この笛吹男が実在しているとしたら、そうとしか思えないのだ。

「笛吹男」ですよ。

意味深ではないですか。

「賽は投げられた」

この「賽」を投げたのは誰なのか。

今では、こうなったら、もうやるしかないという決断時にこの言葉を使うようであるが、その「賽」を投げるという行為、それ自体に勇気と決断がいるのではないだろうか。

「賽」が投げられたから、もうやるしかないのであって、

その「賽」を誰が投げたのだろうか。誰が決断したのだろうか。

カエサルなのだろうか。

この状況を生み出した全ての要因なのだろうか。

それとも、この笛吹男なのだろうか。

『そのとき、カエサルは、「進もう」と言い、「神々の前兆と政敵たちの敵意が呼び寄せるところへ。 サイコロは投げられたのだ」と言った。』

・・・「神々の前兆」?

確かに、この時代は占いや神々に対する信仰が深かった。

でも、カエサルが言う「神々の前兆」は意味深である。

もしかしたら、笛吹男から神々の前兆(指示する存在の意図、もしくは、agenda)を感じたのかもしれない。

カエサル自身が世界に名を馳せるほどの偉業を成し遂げたのは、その役割を理解し、その役割にしっかりと乗っかったからなのかもしれない。

そう解釈すると、とてもしっくりとくるのである。

・・・しっくりと。














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